ビスがきいてないのは誰のせい?

こんにちは、今日の獲物はこれです。同時に2件の交換てす。

ほうほうほう、こいつはやべーぞ。塗装と一体化してるから取るの大変だぞ。長年の経験がそう感じさせた。こういうのって取るのに本当に時間かかるんですよ。ビスが折れちゃったりしたりして!んじゃ行ってらっしゃい

で、

ありゃ?

あれれ?なんだこりゃ簡単にぬけるやん、ここまで来ると手でまわらぁ!俺の経験も大した事ないな。これ一応ALC用ビスだと思うけど、最後に締めすぎたから空回りして効かなくなってたんだな。でもそしたらそしたで、違う止め方するだろう、普通~俺も普通じゃねーが前の奴も普通じゃねーな。なんか仲間意識が(笑)でもかばうつもりはないけど、確かにこの外壁のALCはこういう事有ります。ALCとは軽量で気泡が入っている特殊コンクリートの一種です。メリットがいっぱいありますが、デメリットで帳消しになっちゃうのかな?高いですし、防水の為のメンテナンスがかかりますね。すみません脱線しました。話を戻そう。正直よく止まってたなって思いますよ。多分効いた事にしちゃおって思ったのかな?

てもね、効かぬなら効かせてみせよう給湯器って気持ちにはならんのか?と言うよりこの状態だと心配にならないのかね。んじゃ効かせていこうかな。まずはこんな感じに

フィッシャープラグをビス穴に入れます。センターの穴は既存の穴が使えたので使いました。使えるものはなんとやら(笑)因みにフィッシャープラグはこれです。

灰色の部分が壁の中に入りその中にビスをねじ込みます、そーするとエラの様に何本も突起が広がります。これがフィッシャープラグになります。(さすが、あと施工アンカー有資格者)これだけで相当強固に止めることが出来ます。一度センタービスで給湯器を吊ってから水平垂直をみてサイドの穴と下を止める穴の位置を出します。さすがお客様さま、鋭い!そうなんですよ、一度付けて外すからちょっと手間なんです。

この大きな穴はたっぷりコーキングを入れてから、前のビスを戻します。殆ど飾りですね。でもこうした方が雨水が入らないです。見栄えもいいしょ!

さてさてこんな感じにで仕上げて参りましたが、ここも肝になります。みてみて!

この配管回りに隙間があります。見た感じ防水が甘いなって思いました。ALCは傷口からの水に弱いです。傷口、舐めても治りません。ここはコーキングですね!

よっしゃーこれでどうよ、傷口塞ぎました。よかったよかった。これで本日の作業は終わりました。あっ、リモコンはこれです。

ちゃんちゃん♬ではでは、お疲れーおっとまだあった!!

最後に給湯器交換でこんな事普通しない作業をして(ガス漏れ検査です)ホントに終わりです。お疲れー