床暖房一体式給湯器

だいぶ春めいて来ましたが、皆さんいかがお過ごしですか?こんにちは、ホリです。

今日の現場は、新築工事の床暖一体式給湯器の仕上げ工事になります。この給湯器は1台で給湯、追い焚き、温水式、床暖、バス乾燥に使えます。パネルヒーターも使えます。

床暖は事前に配管ころがしして、接続してます。

さくっと行っちゃいましょう。その前にこの給湯器滅茶苦茶重いんですよ。自分の目線の高さなら一人でなんとか出来ますけど、それ以上だと一人だと無理です。今回は、目線の高さなので一人です。まず最初にセンタービスを打ちます。これも事前に打ち合わせしてるので、ほぼほぼ位置は決まっています。なのでちゃんと下地も入れてます。もし下地を入れて無かったら、この給湯器は壁掛けにはできません。よくサイディングに効かせれば大丈夫だろうって言われますがこの給湯器は別です。ホントに重いのです。こんな感じで下地をいれてます。

この板のある範囲で給湯器を吊ります。実は見えにくいですけど、上から水が入らないように下地の頭にもコーキングを打ってます。

いつも通り、水が入らないようにコーキングを詰めます。

センタービスを打ったら、いよいよ給湯器を吊ります。ホントにね、しんどいんですよ。気合入れます。

よっしゃーつたどー(笑)

サイドと下のビスも確りコーキングを回します。

水平垂直は当たり前!これで本体取り付けは終わりです。ここから接続になります。

今回は床暖は2系統になります。色テープを巻いてるのは、どこの系統かすぐに分かるように色テープを巻いてます。専用の工具で継手をつけていきます。

繋げるのはもう慣れてるのであっと言う間です。リモコン線コントローラー線もつなぎます。これでいったん部屋内に入りリモコンの取り付けになります。

このニッチの所に床暖コントローラーを取り付けます。アクセントクロスにちょっと違和感ありますな。アクセントじゃない方がいいんじゃない?まぁ人の趣味なので口出しは無用ですね。

メインリモコンになります。給湯のリモコンです。

次は、お風呂です。

風呂リモコンはちょっと時間かかりますね。

これで全部取り付けたので、水張りをして行きます。温水式床暖は運転する前に水張りしないとエラーが出てしまいます。

そうそう、ここは2系統なんたけど、1つのリモコンで同時に開閉するという事なので、ちょっと設定をかえます。いざ水張り!

この現場には不凍液いれます。都内は水だけなんですが、都下は不凍液入れたり入れなかったりですね。まぁ凍らないとは思いますけどね。不凍液入れた方がエア抜きがわかりやすいので、出来る事なら入れます。

但し不凍液入れるの滅茶苦茶大変口が狭いんですよ。最初はじょうごでやっていたんだけど、大きいじょうごだと口に入らないし小さいと、液体がじょえごからすぐ漏れちゃうのよ。なんかいい方法無いかなって考えてこれになりました。これはサイホンの原理使ってます。頭いいでしょ?You Tubeみててヒント得ました(笑)我ながら良くできたっと思ってます。そうこう言っているうちに、水張りボタンを押してどんどん不凍液を注入して行きます。水で稀釈していきます。本来なら給湯給水が繋がっているので、不凍液だけ注入すればいんですけど、今回は分担作業なので、私は床暖だけなんです。なので、まだ水が繋がってないので、みずもこの狭い口から入れていきます。まぁこの方法なら全然大丈夫ですけとね。

エア抜きをしてます。これが水だと透明で分かりにくいです。不凍液を入れたい理由はこれなんです。この床暖は1系は小さいので、バルブを使って流水を調整しています。どうしても小さい方が早く暖まってしまうので、温度差が出ないように調整してます。エア抜きが終わったので、これで終了になります。

交換工事の場合は私が全て行いますよ。

ではでは、お疲れー